ベビーサイン教室
2023年4月21日(金)
ベビーサインとは、まだうまく話せない赤ちゃんと簡単な手話やジェスチャーを使って『お話し』をする育児法です。(「ベビーサイン協会」による)
今回、ベビーサイン協会から講師の辻かおりさんに来ていただきました。
『♪はじまりの歌』の音楽に合わせて「こんにちは」「ハーイ!」と手を上げ、みんなで‟音楽”のベビーサインをしました。
「上手だね」と手をたたくのもベビーサインの1つであり、毎日の生活の中で繰り返し行うことで、「上手=手をたたく」と赤ちゃんは認識していくようです。
お母さんに抱っこされ、歌いながらお散歩にレッツゴー‼
「もう1回やってみよう」という時には、“もっと”のベビーサインを使います。
おっぱいをあげる時やおむつを替える時など、様々な日常の動作にもベビーサインがあるようです。
また、赤ちゃん自身がベビーサインを使って“痛い”ことを知らせることもあるそうです。まだ話せない赤ちゃんが自分の体のどこが痛いかを伝えてくれると、親にとっても大きな安心につながりますね。
<どのようにして赤ちゃんはベビーサインを覚えていくのかな?>
赤ちゃんは、耳で言葉を聞いて、目でベビーサインを見て、自分で手を動かして覚えていくので、無理に赤ちゃんの手を触って教えようとせず、にこにこ笑顔で接しながら見せてあげることが大切とのことです。
このように、おもちゃを使って遊びながら「もう1回する(“もっと”)」“おしまい”などのベビーサインを知らせていくといいようです。
また、お風呂の絵を見て‟ゴシゴシ”、食べる絵を見て“モグモグ”のベビーサインを教えてもらいました。
大きなお花を見て“お花”のベビーサイン。
『いないいないばあ』の絵本を見て“絵本”のベビーサイン。
『くだもの』の絵本では、“モグモグ”のベビーサインを使って楽しみました。
<いつ頃から始めたらいいのかな?>
生後6~8か月頃がおすすめですが、1歳半頃からでもいいようです。どんなものから見せてあげても大丈夫とのことです。
くまさんと一緒に『♪げんこつ山のたぬきさん』をベビーサインバージョンで歌いました。
“おしまい” “バイバイ” “ありがとう”
これらのベビーサインが赤ちゃんに話しかけるきっかけとなり、子育てが楽しくなるといいですね。
~アンケートより~
『難しい内容かと思っていましたが、「語りかけに手を添える」だけということで、自分にもできそうだと思いました。覚えさそうとせず、コミュニケーション方法のひとつとして実践しようと思います。』
『とても楽しかったです。少しでも子どもと話ができるようになると、気持ちがわかってあげられると思いました。』
『ベビーサインのハードルが下がったので参加して良かったです。』
と、保護者の方から嬉しいお声をいただきました。